パニック障害とセロトニンの関係

パニック障害の人はセロトニンが不足している?

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「パニックの障害」を直接誘発する原因はノルアドレナリン神経にありますが、実はセロトニン不足も関係しています。セロトニンは、暴走したノルアドレナリン神経の働きに対して、ブレーキをかける役割を果たしてくれます。どういうことか、これから順を追って説明していきましょう。

そもそも「パニック障害」とは、どういう症状?


発作の症状として一番多いのは、呼吸がうまく出来ないということです。その際「このままでは死んでしまう!」という強い不安感や恐怖心を伴います。通常10分ほど経過すれば発作は治まりますが、発作の最中は大騒ぎをして、一時的な錯乱状態を起こします。

「パニック発作」をセロトニンが抑えてくれる!


「パニック発作」を直接誘発する脳神経は、ノルアドレナリン神経です。この神経は、脳内の危機管理センターの役割を担っています。具体的には、ストレスや外部からの刺激に対して、適当な反応を起こしてくれます。

ところがノルアドレナリン神経は、強いストレスに長期間晒され続けると、ノルアドレナリンを過剰に分泌し、脳の異常興奮、いわゆる「パニック発作」を誘発してしまうのです。

セロトニンは、ノルアドレナリン神経を健全な状態にコントロールする力を備えています。セロトニンがきちんと分泌されていれば、暴走したノルアドレナリン神経の働き「パニック発作」に対して、ブレーキをかけることが出来るというわけです。

セロトニン神経を弱らせる原因と対策


パニック障害を治すには、セロトニン神経を活性化させ、セロトニンの量を増やす事が重要です。セロトニン神経を弱らせる原因として広く知られているのは、日光を浴びない昼夜逆転の生活や、基本的なリズム運動の欠如です。

また、脳が疲労状態にある時や、不眠や心労が重なった時、特に家族に不幸があった場合は注意が必要です。心労や疲労の蓄積も、セロトニン神経を機能不全に陥らせる重大な因子となり、パニック発作が現れやすくなります。

こうした場合は、とにかく休養することが一番です。同時に、日光を浴びながらリズム運動を行うなど、弱ったセロトニン神経を鍛え直すことを、自ら実践する事です。弱ったセロトニン神経が元の状態に戻るには、最低でも3ヶ月はかかります。すぐに結果が出なくても、諦めずに毎日続ける事が大切です。「継続は力なり」です。


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